札幌市「行動の法則とメカニズムの科学(学習心理学)」<3ポイント> ★★非会員も受講できます!★★
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【先生から研修のご紹介】
◆研修のねらいと内容◆
学習心理学は行動の変容のメカニズムと法則を明らかにする学問であり、その知見はヒトから動物まで、赤ん坊から老人まで、高度で意図的な行動から非意識的な反射まで、あらゆる行動に対して適用することができます。その知見の活用範囲は幅広く、例えば臨床場面であれば、応用行動分析や行動療法の技法を理解しよりよく活用するための強固な基礎となっています。
この研修では、前半で、馴化、古典的条件づけ、オペラント条件づけ、観察学習などの学習心理学の基礎的な知見を広く概説し、後半では、これらの知見が、われわれの日常的な行動、産業場面における様々な行動、さらにはより複雑な人間関係などにどのように関わっているのかを考察します。
この研修を通じて、心理学の講義の中で必ず習ったはずの、条件づけなどの単純な学習現象が、いかに私たちの行動に広くかかわっているかを理解し、また学習心理学の分野で見出されたシンプルかつ強力な行動のルールが、様々な複雑な行動を整理する枠組みを与え、行動の問題を解決するための糸口をもたらすことを理解していただけたらと思います。
【漆原宏次(うるしはらこうじ)先生のプロフィール】
北海道医療大学心理科学部臨床心理学科准教授。
2002年関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(心理学)。
ニューヨーク州立大学ビンガムトン校博士研究員、日本学術振興会特別研究員などを経て、
2007年より現職。専門は学習心理学。
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ご友人や会社の同僚をお誘いの上、是非お申込みください。(会員3,000円 非会員4,500円)
※こちらの研修は、最少催行人数10名に満たない場合は中止となります。